北上川源泉 

北上川の源流地については諸説あるらしいのですが、
北上川源流地「弓弭の泉(ゆはずのいずみ)」に仕事帰りに寄ってみました。

総延長245kmの北上川のスタートラインとなる弓弭の泉は
御堂観世音の境内の奥にひっそり
そして、とても荘厳な雰囲気を漂わせていました。

tera.jpg
御堂観世音山門を進むと

gensen.jpg

こんなチョロチョロな湧き水が
とても大きな河川へと成長して行きます。
やっぱり自然は偉大で不思議です。


大きな地図で見る
[ 2008/06/13 16:00 ] wildlife | TB(0) | CM(0)

杜若 

kakitsubata.jpg
盛岡市山岸

 昔、男ありけり。
 その男、身をえうなき物に思ひなして、
 京にはあらじ、あづまの方に住むべき国求めにとて行きけり。
   (中略)
 その沢のほとりの木のかげに下りゐて、乾飯食ひけり。
 その沢にかきつばたいとおもしろく咲きたり。
 それを見て、ある人のいはく、
 「かきつばたといふ五文字を句の上にすえて、旅の心を詠め」
 といひければ、詠める。

  唐衣きつゝなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思

 とよめりければ、皆人、乾飯のうへに涙落してほとびにけり。

 -伊勢物語 東下り 第9段-
[ 2008/06/03 15:52 ] wildlife | TB(0) | CM(0)

早坂おろしに鍛えたる 

mitakai.jpg
-道の駅三田貝分校-

実家からの帰り途中、道の駅三田貝分校に寄ってみました。

この道の駅の正面玄関左脇には、平成11年に閉校した三田貝分校の閉校記念碑が設置さ
れています。

haya-oro.jpg
-閉校記念碑「早坂おろしに鍛えたる」-


 この記念碑の「早坂おろし」という言葉の由来を調べる事はちょっとできなかったで
すが(たぶん校歌の一節だと思うけど・・・)、たぶん冬場の西風の事をさしている
んじゃないかいと思います。(このあたりの夏はモンスーンで「やませ」が広がるし、
夏場の吹下ろしは人を鍛える程厳しくないし)


 三田貝地区の西側には本州で最も寒い盛岡市玉山区薮川、ワカサギ釣りでおなじみ
の岩洞湖が位置し、今年も2月17日に最低気温-23.4℃を記録しました。
 
 この日のAM6:00の薮川の気温は-22.4℃、盛岡は-10.2℃だったのですが、通常空
気が乾燥している時は100m標高が上がるにつれて1℃気温が下がるので、計算上の
盛岡(標高約150m)と薮川(標高700m)の気温差は5.5℃程度にしかならないはずなの
ですがこの日は12℃以上の気温差が生じています。

 これは盆地冷却、放射冷却、積雪、風速風向他もろもろの要因があると考えられる
のですが、、、いずれにせよ冬期の薮川・岩洞湖の周辺は普通より寒くなりそうな気
がします。


 話はヨーロッパに飛んで
 冬のアドリア海東岸にはハンガリー盆地から冷たい「ボラ(bora)」という北東風が吹
きます。大陸の冷却された空気が山脈で貯められ、溢れた冷気が山を越えて吹き出す
のがこの現象で、風下では冷たい強風が吹き荒れます。


 薮川・岩洞湖の盆地地帯〜三田貝地区は国道455号が走る谷間で結ばれていて、薮
川・岩洞湖の冷気がアドリア海のボラのように吹下ろしの風として三田貝地区にぶつ
かります。


 三田貝分校生にとっては、真冬の登校はまさに早坂颪に鍛えられている感覚だった
んだろうなぁ、、、

 そんなことを考えた日曜でした。


※この話は「たぶん」な話なので、違っていたらごめんなさい
[ 2008/05/31 02:25 ] wildlife | TB(0) | CM(0)

サクラソウ 

sakura.jpg
〔サクラソウ いわてレッドデータブック Bランク〕

久しぶりに実家に帰ると
「サクラソウ観察会に行くぞ」とのお誘いが

ということで
田野畑村の田代地区まで観察会に出かけてきました。

農道の脇にサクラソウの群生地があって
地域の人たちがみんなでこの花を大切に保護しています。

初めてこの花を見ましたが
ほんとかわいらしい花でした

これからもこの場所で長く咲き続けてほしいです。

kanban.jpg

サクラソウに負けず
地区の子供たちもとても元気でした。

c.jpg
[ 2008/05/24 17:47 ] wildlife | TB(0) | CM(0)